春は新しい出会いの季節。この時期は、何か新しいことにチャレンジする絶好のチャンスでもあります。しかし、40~50代の女性にとっては、気温の変化や環境の変化にともなう体調や気持ちの揺らぎが、新しい人間関係を築くことに不安を感じさせることもあるでしょう。
そんな時、どのようにして周囲と良好な関係を築き、リラックスした毎日を過ごせるか、具体的なコツをご紹介します。私が実際に体験したできごともお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
新しい出会いに対するマインドセットは、良好な人間関係の第一歩です。自分自身が前向きでいること、そして、新しい人々や環境に対してオープンな気持ちでいることが大切です。不安や緊張は自然な反応。周りの人も同じ気持ちだと、気楽に構えましょう。この出会いでどんな楽しいことが起こるかな?とワクワクした気持ちを持つと人間関係もポジティブな方向に進みます。
初対面の人とのコミュニケーションでは、相手に興味を持ち、聴く姿勢を大切にしましょう。相手の話に耳を傾け、関心を示すことで、自然に心を開いてくれます。相手と話す時には、次のようなポイントを意識してみましょう。
🔸前傾姿勢をとる
前傾姿勢をとると、「あなたの話しは面白い」「とても興味がある」というサインを送ることができます。また、自分に共感してくれているようにも感じます。
🔸できるだけ大きくうなずく
きちんとあいづちを打つことで、相手の話しをまじめに聞いているという印象を与えることができます。
🔸リラックスして適度にくだける
礼儀正しくしなければ、という思いから、堅苦しい態度になってしまうこともあるでしょう。そんな時は、相手も緊張して、話しが弾まないこともあります。まずは、自分からオープンな態度で接してみましょう。そうすると、相手もリラックスして心を開いてくれます。
また、自分の気持ちや考えを素直に伝えることも、互いに理解を深める上で重要です。人に何かを伝えるときは、「こんなことを言って嫌われないかしら?」と不安になることもありますよね。しかし、気持ちや考えは言葉にしなければ伝えることはできません。大切なのは、相手の目を見て、優しい言葉を使って話すことです。会話は、キャッチボールですから、こちらがゆったりと投げれば、相手も優しく投げ返してくれます。周りに気を使い過ぎず、自分の気持ちを大切にしましょう。
身だしなみは自分を大切にすることにつながります。清潔感のある服装や、PTOに合わせたアクセサリーやスカーフなどは、周囲に良い印象を与えますし、自分自身の気持ちを上向きにしてくれるでしょう。特に新しい環境では、自分を表現する方法として、身だしなみに気を配ることがおすすめです。
新しい環境に慣れるためには、少しずつでも自分から積極的に関わっていくことが大切です。たとえば、挨拶をする、ちょっとおしゃべりしてみる、など、ほんの少しでも自分から行動してみましょう。
実は、私自身、春から娘が高校に入学し、新しい学校生活に不安を感じていました。入学説明会では知り合いもおらず、おどおどしていましたが、同じようにきょろきょろしている親子を発見。思い切って、隣の席に座らないかと声をかけてみました。すると、相手も不安だったのか、とても喜んでくれて、すぐに打ち解けることができました。
このように、ほんの小さな交流からも、互いの不安が軽減され、新しいつながりが生まれることもあります。肩の力を抜いて、自分から行動を起こすことで、良好な人間関係を育んでいきましょう。