Column40代〜50代の女性向けゆるれこコラム

既婚?未婚?子育て中?介護中?状況の違う友人とどう付き合うか 

  • #メンタルケア
  • #友達付き合い

友人の状況もそれぞれ

保育園/幼稚園、小学校低学年ぐらいまではなんとなく同じ状況で過ごしてきても、それぞれ成長する環境や自身の選ぶ道を経て大人になります。友人といえど、様々な状況を抱えていることは実際に認識していなくてもなんとなくは想像できますよね。友人として仲良くなったとしても、時にはお付き合いがしづらいと感じることもあるでしょう。

人付き合いの基本は、相手の気持ちにどれだけ近づけるか、理解できるか。たとえ共感できなかったとしても、状況やニーズに対して配慮することが重要です。ここからは異なる状況にある友人との付き合い方の一般的なアプローチをお伝えしていきます。

結婚や家庭の有無

既婚や未婚の友人同士だとある程度理解したり、想像することはできますが、未婚と既婚の場合、わかってあげることはできるけど、本当の理解にまではつながらないこともあるでしょう。でも全ての基本は思いやりなので、既婚の友人に対しては家族やパートナーの都合も加味しながら予定を決めたり連絡や対応すること、また未婚の友人には、個別のニーズなどを理解し、一緒に楽しい時間を過ごすことを心がけると良いでしょう。お互いに都合の悪いことは素直に伝え合うことも大切ですね。

子育て中の友人

特に小さなお子さんを育てている友人の場合、予定していた約束も想定外に変わる可能性があることを理解して、気持ちも行動も柔軟性を持てると良いですね。またお子さんを連れて会うときは、子供づれOKの場所や子供が飽きない遊具などがある場所を選んだりすることで、友人の子連れ外出の負担やストレスが少なくなります。お子さんと遊んだり、荷物を持ってあげるなどができると友人も子育てのストレスからより解放されて楽しい時間を過ごせると思いますよ。

介護中の友人

介護中の友人も、予定が急変することがあるので理解と共感を示し、柔軟性を持って対応しましょう。子育て中の方もそうですが、人のお世話をしている方は基本自分の時間がないことが多く、楽しみにしていた予定が変更されたことを悲しんでいるかもしれません。助けが必要な場面では手を差し伸べること、よりそいのメッセージを送るだけでもいいと思いますよ。気分を切り替えて次に会った時に楽しい時間を過ごせるように準備をしませんか?


全ての人の気持ちに寄り添い、理解するのは難しいですがお互いの立場を理解し合う努力は、人と人とが付き合う場面では非常に大切になってきます。「自分の常識は他人の非常識」とはよく言ったもの。理解しようとする気持ちや配慮、相手の立場を尊重することが、良状況が異なる友人との良好な関係を築くことにつながります。