今日は、閉経についてお話ししたいと思います。「閉経」と聞くと、どの様に感じられますか?自分にはまだ先のことという感じでしょうか。または女が終わるようなネガティブな気がする、反対に煩わしい生理が終わる喜ばしさを感じる、など感覚は人それぞれでしょう。
閉経は、遅かれ早かれ、誰にでも訪れるものです。何十年も付き合ってきた生理が、どう変化して閉経に向かっていくのか、少しだけ知識を深めてみませんか?その時が来たときに安心して迎えられるためのヒントにしていただけたら嬉しいです。
閉経とは、生理が完全に止まることを指します。最後にきた生理から1年が経過して、はじめて閉経と判断ができるそうです。平均的には50歳前後で訪れることが多いですが、個人差が大きく、40代半ばから50代後半にかけて起こることもあります。閉経に至る過程は、体の変化が少しずつ起こるため、急に生理が止まるわけではありません。
閉経の兆候として、まず不規則な生理周期が現れることが多いようです。生理の間隔が短くなったり、逆に長くなったりすることがあります。また、経血の量も変わりやすく、少なくなったり多くなったりすることも。これらの変化は、体が閉経に向けて準備を進めているサインのようです。
何らかの変化がある事は確かなのですが、どの様に生理が変化するかは人により様々です。生理の変化が閉経に向かう段階の途中なのか、もしかしたら病気などの可能性があるのか、それを自身で判断する事は難しいですよね。普段から生理記録をつけていると、その変化を見逃さずに把握できるので良いでしょう。
生理の変化について、記録と観察を続け、例えば体調へも変化がある、経血量が多すぎる気がする、などが心配になった時には、産婦人科の先生に相談するタイミングかもしれません。ご自身だけで悩んでヤキモキするより、専門家に相談すると気持ちも楽になるでしょう。早め早めの相談と対処で、気も体も楽に、乱れがちな生理とも付き合って行くことも大切ですね。
ただ、こうした生理の変化について、身近な人と気軽に話題にしたり、詳しく学ぶ機会はあまりないですよね。多くの場合は、人伝いに聞いた情報や、自分の状態から推測するしかなかったりします。そのため、正確な情報を知らないまま過ごすことで、不安を感じることもあるかもしれません。
そんな時は、更年期の情報がまとめられたサイトなどを見てみるのも良いでしょう。例えば、更年期ラボ( https://ko-nenkilab.jp/ )では、閉経や更年期についての詳しい情報が提供されています。信頼できる情報を得て、今の自分の体の状態や変化を知ったり、適切なケアや気持ちの整えができるようになると、日々の生活が健やかになるでしょう。
閉経は、女性にとって大きなライフイベントの一つですが、女性なら誰しもに訪れるものです。近所の人も、街ですれ違ったあの人も、みんないずれは通る期間です。一見みんな平気なようだけど、実はそれぞれ何かしら感じているかもしれない、と思えば、少し気持ちは楽になりませんか?
知識は身を守ります。自分の体の変化を理解することで、より前向きに迎えることができるはずです。もし閉経についてもっと知りたいと思ったら、ぜひ更年期ラボ( https://ko-nenkilab.jp/)を訪れてみてください。きっと皆さんの助けになるはずです。
皆さんが今日も健やかに過ごせますように。