年末年始や冠婚葬祭など、親戚が集まる機会は意外と多いもの。その際にプライベートにまで踏み込むような意見や、良かれと思って言っているだろうおせっかいな発言をされることも。受け取る側からしたらストレスになることもありますよね。友人と違って親戚は自分で選ぶことはできません。またいざという時には助けてくれる存在でもあるため、対応の仕方は慎重に選びたいもの。今回はいくつかのパターンを挙げて、上手な対処法をおしらせしますので、ぜひ活用してみてくだいね。
🔸不快な質問やコメントをされた時
あえて明るい返答を心がけましょう。不快なトピックの場合は早めにポジティブな話題に切り替えることが効果的です。深く受け止めず、早く忘れてしまうのが吉。
🔸親戚から過度の期待を受けた時
自分は自分なので他人の期待に無理に応えることはできませんよね。それを素直に伝えましょう。時には断るぐらいの勇気を持って伝えることも大事です。あまりに話題が長引く場合はその場から一度退席するようにすると別の話題に切り替わりやすいのでおすすめです。
🔸贈り物やお金のトラブル
無理なくできる範囲での贈り物や援助を心がけましょう。お金に関するトラブルが起きた場合は、冷静に話し合い、ルールを明確にすることが大事。時には専門家へ相談することが正しくかつ迅速に解決するための糸口となる場合もあります。
🔸家族行事への参加
重要な行事には参加することが大切ですが、無理にすべてに出席する必要はありません。例えば年賀状は必ずやり取りをする、冠婚葬祭だけはきちんと顔をだす、など重要なポイントを押さえてお付き合いしていれば、そのほかの行事は誠実な理由を伝え不参加としても問題ないことが多いでしょう。
親戚付き合いにおいては、礼儀とコミュニケーションが鍵となります。感情を素直に表現し、相手の立場を理解しようとする姿勢が、円滑な関係構築につながります。また困ったときには親戚を頼る場面もあるかもしれないと思うと、一種の保険、という形で割り切り、お付き合いができると心の負担も軽くなるかもしれません。深く考えすぎない、嫌なことがあっても気持ちを切り替える、また押さえるお付き合いだけはきちんと顔を出す、などご自身の中で、親戚付き合いのルールを決めてしまうのも良いかもしれません。